2020-05-12 第201回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
これを踏まえまして、これまでに検査場所の緩和ということでは、農業者の庭先での検査が柔軟にできるよう手続を簡素化したり、検査試料抽出の効率化ということでオートサンプラーの活用を位置付けたり、検査事務の効率化、さらには、穀粒判別器といいまして、機械で死米とか胴割れ粒などの鑑定ができるような機械でありますけれども、この活用を推進すること、さらには、異種穀粒の規格の簡素化、推奨フレコンの規格の設定などについて
これを踏まえまして、これまでに検査場所の緩和ということでは、農業者の庭先での検査が柔軟にできるよう手続を簡素化したり、検査試料抽出の効率化ということでオートサンプラーの活用を位置付けたり、検査事務の効率化、さらには、穀粒判別器といいまして、機械で死米とか胴割れ粒などの鑑定ができるような機械でありますけれども、この活用を推進すること、さらには、異種穀粒の規格の簡素化、推奨フレコンの規格の設定などについて
また、死米という項目もあります。粉っぽくなっていたりとか、あるいは艶のなくなっているお米、これは七%の混入限度、千粒でいえば七十粒まで入っていてもいい。これは着色粒と大違いじゃないですか。 また、この着色粒と比べて、一方で、着色粒は健康や味に影響はないと言いましたが、健康を害する可能性のある小石など、異物の混入限度というものもあります。これは着色粒基準よりも緩いんですね。〇・二%ですよ。
消費者から上がってくる三大クレームと言われるのは、生協によれば、一つ目が虫が入っている、二つ目がおいしくない、三つ目が米が白っぽくなっている、つまり粉っぽい米、死米とも呼ばれていますが、この三つです。ですから、着色粒、斑点米については、生協によれば、大きなクレームとして上がってこない。 主な論点としているこの意見に対して、あれれと思うことが、これだけでもさまざまあるわけです。
また、消費者ニーズに対しても、消費者サイドから見ても、消費者のニーズに即した規格基準というふうに政府ではおっしゃっていますが、生協によれば、消費者から上がる三大クレームというのは、一つ目が虫が入っている、二つ目がおいしくない、三つ目が米が白く濁っている、これは着色粒じゃないです、粉っぽいお米、死米と呼ばれている米、この三つがクレームなんです。
それから青死米についても、先ほども申し上げましたけれども、量掛ける単価ということになりますと基準的な価格と非常に近づいてしまうと、こういうことでありますので、これも対応を考えてきたと、こういうことであります。
それから、今特に増えて大変心配した青死米、北海道でありますけれども、どうしてもナラシの計算上は量掛ける単価ということになりますと非常にナラシ対策の対応が難しい状況になると。そういう中で、大量に発生した北海道、特に北海道の青死米等については我々としてもできる限りの運用改善をやろうと、こういうことでこの間打ち出したわけであります。
来年の六月時点での今の見通しでございますけれども、作況を踏まえまして現在は二百三十三万トンになるというふうに見通しておりますが、実は、今年産の米につきましては、いわゆるふるい下米ですとか青死米といった通常であれば主食用に回らない米もかなり出ているということでございますので、発表しております作況、需給見通しよりも更に十七万トンから二十万トンぐらい減少する可能性もあるというふうに見ております。
それで、それは玄米だって普通にやれば一割は減るわけでありますから、そういうものと青死米というものがどういう関係になるのかということをきちんと説明しないと、例えば、今年は北海道の一等米なんというのは関東では手に入りませんよ。もう流通していませんよ。そういうような状況を引き起こしているんですよ。
次に、死米についてお話をさせていただきます。 青死米が相当出ているということで、十七年ぶりに調査をして発表をしたということですが、この狙いは何でしょうか。
○政府参考人(松島浩道君) あの青死米の調査というのは、今回初めて農水省で実施させていただいたわけでございますけれども、二十六年産米の収穫期を迎える中で、現場から、今年は八月の中旬以降大変天候が不順で、登熟不良の地域が多いと。調製後の、ふるいの上に青死米が例年より多く残っているという声が多く寄せられました。
それが農産物検査法というものですが、その農産物検査法の中において検査項目というものがいろいろありまして、形であるとか、含まれている水分量であるとか、異物がどれぐらい混入してあるとか、死米がどれぐらいあるとか、さまざまそういうような項目の中で一等、二等、三等と等級を分けて、この一等、二等、三等が実質的に価格形成の大きな形成要素にはなっているわけです。
御承知のとおり、水稲ウルチ玄米の検査規格というものについては、容積重ですとか整粒、形質等々の見た目、あるいはそういった視点での品位検査が行われておりますけれども、例えば、被害粒の形で、死米ですとか着色粒ですとか、あるいはまた異種穀粒、異物というようなランクづけがありまして、それぞれ一等から三等あるいは等外という表示があるわけでありますけれども、例えば着色粒というのは、最高限度一等米が〇・一%を超えないということですから
それから、同じく農林省告示の中のこの規格の問題でございますけれども、要は容積重あるいは整粒歩合、水分——水分はさほど問題ないと思いますけれども、被害粒、死米、着色粒等の混入割合が非常に問題になるわけで、私もいつも標準米を見るわけですが、現在予想されております標準米を見ますと、やはりかなり厳しいものになっているように私は判断をいたしております。
○工藤良平君 いわゆる青米の場合と死米の混入割合というのは、私は今回の場合には非常に死米の率が高いような気がいたします、現場に入ってみますと。ですからそういう面で、やはり標準の設定につきましても十分な配慮をしないと救う面が非常に少なくなってくるというような気がいたしますので、その点もひとつ注文をつけておきたいと思います。
○政府委員(亀長友義君) まあ、品質ということばは俗語でございますが、率直に申しますと、結局その中の水分度合い、被害粒、死米、異種穀粒及び異物等の混入度を少なくするというような、きわめて常識的な意味で先ほど私はお答えをいたした次第でございます。
○松沢(俊)委員 これは検査規格の問題で農林省で出しておられるのですけれども、いまお話を承りますと、死米だとかそういう問題をやはりとらえて、検査規格というやつを変えていこう、こういう御趣旨のようでありまするけれども、たとえば去年の成績等を見ますと、三等というのが基準になっておるのですけれども、四等というものが相当よけい出ておるわけなんです。
それで、御承知のように、検査等級には検査規格で整粒歩合、それから非整粒につきまして未熟粒、被害粒、あるいは死米、あるいは異物というようなものがずっと規格に出ております。
したがいまして、現在保管しております一千万トンの米の中には、相当数量の被害粒なりあるいは死米なりあるいはいろんなものが入っていると考えられるわけです。 そこで、現在の全在庫数量のたとえば一〇%なら一〇%を米選機にかけて、米選機の下のくず米を取るというようなことをいたしますと、百万トンが出るわけです。
そこであとお尋ねをしたいのは、いま保管してあります米ですが、米の検査基準があって各等米にこのくらいの死米とか、くず米とかいうものが入ってもいいという現在の検査基準があるはずですが、その点を最初に伺って、次のお話に進みたいと思います。
○政府委員(森本修君) 被害粒、死米、異種穀粒及び異物という欄がございますが、これの検査の最高の限度、これは三等米でありますれば一五%、それから四等米であれば二〇%、逆に二等米であれば一〇%というようなことで、検査基準が定められております。
死米あるいは過剰水分米、青米こういうものが非常に多い。規格外米の買い入れについても、これは前にも農林大臣は、考慮をいたしますという答弁をわれわれにした。それならば、その措置をどういうふうにされるか、これも少なくとも災害地全域にわたって実施すべきものと思うのですが、これらについてどういう考えか。 以上二点を次官からでも答弁してもらいたい。
幹部も皆集まりまして、きめて頂いたのですが、その際現物を、特に中国、四国、九州は問題が多くていろいろ決定は困難と思いましたので、私出て参りましていろいろ皆様の御意見を伺いましたのですが、その際現物を見ましたところが、現物は特に江田先生御存じの岡山県の南部はああいうように風害、潮害或いは最近の「うんか」というものでいろいろの被害を受けまして、いろいろな米の出来も実に異常の出来でありまして、特に青米、死米
今回視察いたしました地方は、農林十八号のような晩生種の栽培地帯でありまして、かかる地帯では水稲の出穂開花期に台風十二号の厄を受け、開花を終つた頃台風十五号による風速三十五メートルを超える暴風によつて倒伏を来たし、毛状の見ばえ、特にホリドールを撒いたところは草出来が見事で毛状がよく見られるのでありますが、その見ばえにかかわらず、鎌入れを行い調製をいたしますと、死米や青米が多く、米の品質が甚だしく劣つているようでありまして
それで十月十五日というと大体北海道などは収穫が終つたと思うのですが、その後北海道が米について六〇%になるということは到底考えられないのですが、更に北海道は別にいたしましても、西日本のほうでも、只今も重政委員から愛媛の視察の報告がありましたが、これによつても台風によつて死米、青米が非常に多くて品質が低下しておる、籾摺り歩合は平均の五五%が四二%程度だといつておりますが、私どもが実際に西日本で村に入つてみても
水分が一五%というような見方をし、被害粒も死米も相当上げまして、そういう形で規格決定をいたしておるわけでございます。そこで青米死米そのままで、玄米のままで保管するより仕方がない、農家においてやつて頂くより仕方ありませんが、米は政府が、供出があれば買つて行けるという態勢ということを考えております。
併し今後の推移によりましては下等米でありましようが、玄米になろうと目下思つているものが死米になつてしまいまして、全部全損という被害になる虞れもあるわけであります。